「答えのない道徳の問題、どう解く?」の学習をレポートします!

昨年度から実施して、大山校では6回目です。

今回も、対話を中心にずっとグループで話をしました💬今回は、全体での意見交換の時間が、「グループでの話し合いの報告」ではなく…

⭐️⭐️⭐️他の人の意見に重ねて自分の意見を伝える⭐️⭐️⭐️

場になっていました。これはとても大きな変化です✨

自分の考えが他の人とのやり取りの中で変化することや、他の意見もわかるけどその上で自分はこう思う、と言えるようになってきたことに、集団として大きな成長を感じました。

鳥取フリースクールこ・ラボでは、異年齢集団だからできる学びのチャンスがたくさんあります。自分の考えをもちそれを互いに言語化して伝え合う練習を、どう解く?の学習を通して育てたいと考えています。6回の学習を通して、頭も心も使って自分や仲間と対話する…その姿がどんどん頼もしくなっていると感じ、嬉しく思っています。(by どう解く?担当 Saori)

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5月のテーマ💡「ともだち、どう解く?」

1️⃣友だちだと言える人って、どんな人?

<なかまたちの意見>

○信頼し合える

○一緒にいると楽しい、気が合う、相性がいい

○初対面で「友だちになろう!」と言ってなったら、友だち!

○逆に、誰かの悪口を言うことでつながった人は、友だちではない!

○悩みや趣味のことを話し合える人

○おたがい自然体でいられる

○ずばり、友だちとは友だちである!

○プラスのことでつながっている、いい影響を与えあえる

○ケンカしても話し合って仲直りできる関係

2️⃣本日の「どう解く?」の問題…

💭ネット上の友達と学校(リアル)の友だち、どっちが本当の友だちって言えるんだろう?💭

<なかまたちの意見>

⭐️「リアルな友だちの方が、本当の友だちだ!」の考え

○ネッ友はリアルで会うことがないぶん、うその情報を言い合ってるかもしれないから本当の友だちとは言えないかも

○だまされていても会えないからわからない

○顔を合わせて話せる方が、わかり合うきっかけが多い気がする

○ネッ友の存在は、なんとなく周りの人に言いにくいかな(なんで?)→顔を知らないし会ったことがないから、本当に信用できるの?と言われたら答えにくいから

⭐️「ネット上の友だちだって、本当の友だちだ!」の考え

○同じ趣味や好きなものを持つ人同士が集まれるようになってるから、そもそも気が合う人同士

○ゲームとか、同じことを一緒に楽しめるから別にちゃんと友だちだと思う

○会ったことがないだけで、もし実際に会えたとしたら、リアルな友だちと何も変わらない気がする

⭐️「どっちがどう、なんてないのかな?」「むずかしいなー!」の考え

○リアルでの友だちしか関わったことがないから、わからないなあ

○出会った場所がちがうだけで、どっちも本当の友だちだと思う

○どっちも友だち。でも仲間となると、リアルかな?友だちと仲間ってどうちがうのかな?

3️⃣学習を振り返って…

<なかまたちの振り返り>

🌈自分にとっては、一緒にいて楽しくて相談に乗ったりして絆を深めることができる人を友だちと言うなとわかった。友だちと仲間のちがいも考えることができた!

🌈友だちについて深く考えることができた。同級生も友だちっていうし、いつも一緒にいる人も友だちっていうと思っていたけど、でも本当のって考えたら、一緒にいて自然体でいられて楽しい人かなと思った。いろんな意見を聞いて、自分には「本当の友だち」だと言える人がいることがわかった。

🌈友だちだからって合わせる必要はないし、全員と仲がいいのが良いわけでもない。自分にとって自然でいられて、大事だと思える人が友だちなのかもしれない。

🌈信用はしていない。でも自分は、気軽に話せたらその人は友だちだと思っている。

🌈「なるほど!」と思う意見に出会えた。特に「友だちはいるけど、信用はしていない。」と言った人がいて、確かに自分の中で、友だちと呼んでいる人の全てを信用しているかと言われるとそうとは言えないと気づいた。自分のことを振り返ることができた。

🌈自分はネッ友に悩みを話すことがないけど、ネッ友だから話せることもあるんだなあと勉強になりました。

🌈友だちって、そんなに大事ではないのかもしれない。自分には、仲間と親友がいるけど友達はそんなに。