大山校2回目となる【答えのない道徳の問題 どう解く?】の学習を実施しました!
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テーマ:「せいぎ、どう解く?」
お母さんは、人を殴っちゃだめっていつも言う。
でも、正義のヒーローはどうして悪者を殴っていいんだろう?
(ポプラ社「答えのない道徳の問題 どう解く?」より)
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<みんなの考え>
○ 子どもにわかりやすく正義と悪を伝えるために作られた、アニメだから。
○ トラブルがあれば、暴力以外で解決するべき。だから実際はけいさつやさいばん所がある。
○ 悪いことをした人をたおすためになぐっているのかな。
○ 悪いことをしたばつとしての、はんげき。
○ 相手は最初に悪いことをした、悪者だから。だれかを守るために、仕方なく。
<話し合い&発表の様子>
中学生は話し合いの中心となる意見を述べる姿がさすがでしたが、今回は小学生も自分の考えを言葉で伝える様子が、前回よりも多く見られました!
グループの発表では、
○ ヒーローだって、悪者に「やめてよ」ってまず口で言っている!でも手順を踏んだ上で、言葉で解決できなかったから、殴るという行動に出たんじゃないかと思います。
○ テレビやアニメの中の、作られたストーリーで子どもたちにわかるように悪いことはだめだよって伝えるために殴っているけど、実際は殴ったら大問題だという意見が出ました。
○ 悪者を、傷つけるために殴ってるんじゃなくて、誰かを守るためにたたかっているからだと思います。
などの意見を代表の中学生が言ってくれました。
授業者からの、
○ 守りたいものって、なんだと思う?守りたい人って、誰なんだろうね?
○ ヒーローは、殴りたいと思っているのかな?本当はどう思っているんだろう?
という追加質問にも、グループで真剣に考えてくれました
<みんなの感想>
みんなの意見を聞いて、答えはひとつではないことがわかった。現実の世界とアニメの世界とでちがいはあるけど、わるいことをしたら仕返しされる、たおされるべきだと思う。
みんなの意見が聞けて、考えが深まった。正義だからといって、実際はなぐっていいわけではないなと、自分は思った。
正義は、立場や視点によって変わるのが、難しいところ。
言葉で解決できないから、っていうのは確かに!と思うけど、言葉で解決できるようになるのが、やっぱりいいなー。
次は、自分の意見をしっかり書けるようにしたい。
今回は、もっと時間があったらよかった!と思うくらいに、みんながテーマについてたくさんの考えを持って伝えていたのが印象的でした大人も含め、共に学び合う仲間がこんなにたくさんいるっていいなあ、と改めて感じる時間でした!来月はまた違うテーマで「どう解く?」…お楽しみに!!
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こ・ラボ「どうとくの時間」…
世の中には、「1+1=2」のように、答えが見つかるものばかりではない…どうやって解いたらいいか、わからない問題の方が、実はたくさんあります。そんな「どう解く?」と思える問題に、みんなでチャレンジする時間です。
大人でも、答えを出すのが難しい疑問や問題について、考えて考えて、考えぬいた答えを異年齢の仲間と話し合う【対話】を通して、
他者に自分の考えを言語化して伝える力・対話力を育てる
多様な考えを受け入れ、自分の考えと重ねて深める
これらをねらいとして、取り組む学びの時間です。