フリースクールに関心を寄せる校長先生
地域のとある小学校の校長先生から「一度フリースクールを見てみたい」というご連絡をいただきました。
驚いたのは、その先生が 不登校のお子さんが通っている学校の校長先生ではない ということです。
そうではなく、「今後の情報提供のためにフリースクールがどんな場なのかを知りたい」という思いから、見学を希望してくださいました。
この姿勢に大きな感動を覚えました。単なる情報収集のために足を運んでいただける——これは地域が少しずつ変化している証です。
公教育と民間教育の新しい連携のかたち
今回の取り組みは、子どもたちの未来にとって大きな意味があります。
これまで「不登校の子どもが通う場」として理解されてきたフリースクールが、学校教育との連携や協働の対象としても注目され始めているのです。
鳥取県で実際に、学校の校長先生がフリースクールを理解しようとされる動きは、全国的にもまだ珍しい事例です。
こうした連携の芽が生まれることは、地域にとっても、子どもたちにとっても、新しい学びの可能性を広げる大きな一歩になると確信しています。
鳥取から全国へ広がるフリースクールの可能性
フリースクール「こ・ラボ」は、子どもたち一人ひとりの個性を尊重し、安心して学び・遊び・挑戦できる居場所をつくっています。
そして今、公教育と民間教育が協力し合う事例が、鳥取から少しずつ広がろうとしています。
こうした動きが全国に広がれば、「不登校」=「学びの断絶」ではなく、子どもたちに多様な選択肢がある社会 へと確実に近づいていくでしょう。
私たちはこれからも、地域の学校や教育機関、そして全国の仲間と連携しながら、子どもたちの未来を支える教育の新しいかたちをつくっていきます。
