先週の金曜日、鳥取フリースクールこ・ラボでは、中部にある三徳山へ登山に出かけました。
この山には、国宝「投入堂(なげいれどう)」や国分寺跡があり、日本でも有数の霊山として知られています⛰️

今回の登山に、ひとりの子どもが挑みました。
彼にとっては、これが初めての本格的な登山。しかも三徳山は険しい道もあり、彼はそのことを事前からよく分かっていました。

実は、挑戦を決めた後も、
ずっと不安がつきまとっていたのです。
「本当に自分にできるのかな」「怖いな…」
そんな思いが、日に日に大きくなっていったといいます。

それでも、彼は「やってみたい」という気持ちを捨てませんでした。
ドキドキしながらもワクワクしている――
その気持ちを大事にしながら、前日もほとんど眠れないほどの緊張の中で朝を迎え、当日の集合場所にしっかりと来てくれました。

そして、自分の足で登山のスタート地点に立ったのです。

挑戦すること、それ自体が尊い
今回、彼は頂上までたどり着いたわけではありません。でも、大事なのは「挑戦した」という事実です‼️

彼は、自分で「行く」と決め、不安とともに歩き出しました。途中で立ち止まり、自分の限界と向き合いながらも、最後まで「挑戦したこと」を否定せずに受け止めました‼️この経験が、きっとこれからの人生で「自信の種」になるはずです✨

真の自己肯定感は、挑戦の中で育つ‼️
私たち鳥取フリースクールこ・ラボが創立以来大切にしているのは、【多様な体験を通じて、真の自己肯定感を育むこと】です✨そしてその自己肯定感とは、自分で自分を認める力です✨

誰かに褒められるからではなく、自分の意志で一歩を踏み出せた。それだけで、「よくやった、自分」と心から思える――
そんな体験こそが、子どもたちにとっての“本当の自信”につながるのだと私たちは信じています✨

最後に
挑戦とは、結果のことではありません。
「やってみよう」と思えたこと、その気持ちが何よりも大切です✨

今回の登山で見せてくれた子どもの姿から、私自身も改めて、挑戦することの尊さを教わった気がします🌈

これからも私たちは、子どもたちが不安を抱えながらも安心して一歩を踏み出せる場を、丁寧につくっていきたいと思います💪