大山校では、毎週金曜日の午後を「遊び学」と名付けています。子どもたちは、この日の午後拠点を飛び出して森の国へ向かい、思い思いに体を動かしながら、仲間とともに学びを深めています。

森の国は、まさに子どもたちの運動場です。木々に囲まれたアスレチック、広々とした芝生、自然と一体になれる遊びの数々。ここでの2時間は、ただの「遊び」ではなく、一人ひとりが主体的に関わる「学びの時間」です。

大切にしているのは、全員が同じことをしなくてもいいということ。ある子はアスレチックで挑戦を楽しみ、ある子は虫探しに夢中になり、また別の子は仲間と協力して新しい遊びを生み出します。その選択の自由こそが、子どもたちの自主性や主体性を育むのです。

さらに、遊びの幅が広がることで、関係性も多様に生まれます。今日は一緒にボールを蹴った友達と、次の週は川遊びでチームを組む。遊びを通じて、自然に仲間とのつながりが広がり、安心できるコミュニティが築かれていきます。

大山校の遊び学のキーワードは、選択性・自主性・主体性。森の国でのひとときは、子どもたちにとって単なる余暇ではなく、生きる力を培う大切な学びの場です。

これからも大山校では、子どもたちが自分らしく選び、挑戦し、仲間とつながる「遊び学」を大切にしていきます。