鳥取フリースクールこ・ラボ|タイ修学旅行コラム
鳥取フリースクールこ・ラボでは、2024年12月5日から12月8日までの4日間、中学生10名とともにタイへ修学旅行(海外宿泊研修)に行きました。
この修学旅行の目的は、次の3つのキーワードにあります。
- 異文化や文化の違いを知ること
- 学ぶ意味を再度確認すること
- 仲間との本気の絆をつくること
教室を飛び出し、海外という非日常の環境で過ごす時間は、子どもたちにとって多くの気づきと成長をもたらしました。
2日目 午前中|地元の子どもたちとの交流
2日目の午前中、私たちはタイの地元の子どもたちと交流する時間を持ちました✨
園長先生からは、 「これまで交流は断ってきました。ただ今回は、子どもたちから『交流したい‼️』という声が上がり、その想いを受けて交流を決めたんです。」 というお話を聞き、この出会いがどれほど貴重なものであるかを感じました😭✨
こ・ラボの子どもたちは一生懸命に、 日本のこと、鳥取のことを紹介し、 折り紙を教え合ったり、 遊びを通して笑い合ったりしながら、 言葉が通じなくても自分たちで関わりをつくり出していきました🌈
言葉が通じなくても、国を越えて心は通じ合い、笑顔が生まれる✨ その瞬間を目の前で見られたことは、本当にかけがえのない体験でした。
別れの時間に生まれた「学びたい」という想い
たった2時間の交流でしたが、別れ際には、 お互いに手を振り、名残惜しそうに見送る姿がありました。
その中で、子どもたちからこんな言葉が聞こえてきました。
- 「もっと英語がしゃべりたい。」
- 「もっと話せるようになりたい。」
この言葉は、今回の旅を象徴するものでした。
この経験を通して、子どもたちの中で**「学ぶことの意味」**が大きく変わったように感じます。
英語を学ぶ意味は、テストの点数のためでも、義務としての勉強でもありません。
「もっと目の前の人と仲良くなりたい」
その純粋な想いこそが、学びの原動力であることを、子どもたちは体験を通して実感しました。
体験が学びを深める|鳥取フリースクールこ・ラボの海外研修
国を越え、人とつながりたいという願いは、 これからの子どもたちの学びを大きく支えていきます。
鳥取フリースクールこ・ラボでは、今後も海外研修や異文化交流、体験型学習を通して、 子どもたち一人ひとりが「学びたい」と心から感じられる環境づくりを大切にしていきます。
