先週、鳥取フリースクールの子どもたちはノルディックスキーに挑戦しました。

この競技は、実は非常に難易度が高いスポーツです。

スキー板がとても長く不安定なためバランスを取るのが難しく、またエッジがないために止まることも簡単ではありません。滑るだけでも一苦労で、初めて挑戦する子どもたち、スタッフにとっても大きなチャレンジでした。 

しかし、だからこそ、コースを自分の力で滑り切れたときの達成感はひとしおです。「できた!」という感覚と、自分自身の成長を実感する喜びが、このスポーツの魅力だといえるでしょう。子どもたちは困難を乗り越えた分、強い自信を手に入れたように見えました。 

日本には「可愛い子には旅をさせよ」という諺があります。

この言葉は、【子どもが可愛いからこそ、未知の経験や困難に挑戦させるべきだ】という意味を持っています。挑戦を通じて、自立心や忍耐力、柔軟性を育むことができるからです。私たちフリースクールでも、この諺の精神を大切にしながら、子どもたちにさまざまな挑戦の機会を提供しています。 

来月は二日間にわたるアルペンスキー、その翌週からは2週連続でノルディックスキーを予定しています。体力的にも精神的にもハードなスケジュールかもしれませんが、子どもたちが明るく楽しく挑戦できるよう、スタッフ一同も同じように徴してまいります☆   

挑戦の先に待つものは、きっと子どもたちの大きな自信と未来への一歩です。