先日、スタッフからとても嬉しい話を聞きました。スタッフがフリースクールについて話をした際、周りの保護者の方々から「いいな、うちの子どももフリースクールに通わせたい」という声をいただいたそうです。
その話を聞いて、私は非常に嬉しかったです。なぜなら、フリースクールという場所に対するイメージが、少しずつ変わりつつあることを実感したからです。

これまで、多くの人にとってフリースクールとは、「学校に行けなくなった子どもたちが行く場所」という印象が強かったかもしれません。しかし、今では、「子どもをぜひ通わせたい」と思っていただける場所へと、その意味が広がりつつあります。これは決して学校を否定する意図ではなく、フリースクールそのものの存在意義が多様化してきたというお話です。

フリースクールは、子どもたちにとって居心地の良い学びの場であり、学校に通う・通わないという枠を超えて、誰もが選びたくなるような新しい選択肢になりつつあるのではないかと感じます。こうした変化を目の当たりにできること、そしてそれに関わることができることに、心から嬉しさを感じています。

これからも、フリースクールの概念を柔軟に広げながら、多くの方にその価値を届けていきたいと思います。